残念ながら吹き上がらず 〜 No-Race Day & Supporters Meet 〜
大会3日目。
朝から北寄りの風がまずまずの強さで吹いていた。
微妙な風速ではあるが「フォイルレースはあるかな?」と思わせる出だし。東か北東の風向きで
1日を終えるであろうという当初の予想とは異なり、15時頃には南に振れていった。気温は十分に
上がっていたために改めて期待を持たせたが…、残念ながらレースを行うまでに吹き上がりきらず、
3日目のスケジュールを終えた。
一方で、ANAワールドカップ応援軍団として大会を盛り上げるための活躍をしている
“サポーターズミート”。ワールドカップ会場を訪れている観客の質問に答えたり、風が弱い時には
海上レースを行なったりと、何かにつけてウインドサーフィンをアピールしつつ、当然のように
ビーチクリーンも行う。今年、集まってくれたのは総勢50名。
土曜日の朝から日曜日の夕方まで、ユニフォームとなるオリジナルTシャツを身に付け、会場中を
歩き回っていた。 土曜日の夜には、三浦海岸の“ライブハウス音霊”とコラボし、ワールドカップ
選手達にも大勢集まってもらったパーティで大いに盛り上がった。
土曜の日中に、ウインドサーファー12艇、5名1組でのリレーレース、“サポーターズミートレース”
が行なわれたため、その表彰も行われた。
また、先のテクノワールドで優勝を果たした現役学連選手への賞も用意され、ワールドカップ選手、
日本人選手によるイベントなど、盛り沢山のパーティは盛況のうちに終えた。
来年のこの大会では更に進化した“サポーターズミート”により多くの方々に集まってもらえたら
嬉しく思う。
今日で大会日程の半分を消化。会場への来客数は既に70,000人を越えたとの話しも耳にしている。
残り半分の気象予想はまずまず。フォイルレースも勿論だが、スラロームの大迫力にも期待したい。
レポート:霜山 厚