PWAシルトでは、ウエイブパフォーマンスの競技中に風向などのコンディションが安定しないため、急遽30分間のスーパーセッション競技に変更されました。
世界のトップ選手だけが参加できる贅沢なスーパーセッションの競技中でも杉プロは躍動し、ワールドチャンピオンなど含む、世界のトップとも十分渡り合える存在感をみせました。得意のフリースタイルトリックも入れたパフォーマンスは、ジャッジだけでなく、多くの大観衆を魅了し、大会会場を沸かせていました。結果は今年度のワールドチャンピオンのブラウジーニョ(Marcilio “Brawzinho “Browne)を抑え、見事優勝。スーパーセッション競技とはいえ、日本人男性選手としては、PWAワールドカップでの初めての偉業となりました。
また、すでに競技が終了しているフリースタイル種目でも9位というリザルトも、日本人初のトップ10入りの快挙になりました。
本日最終日ですが、まだルーザーズヒート(敗者復活戦)が残っているウエイブ種目でも現在9位でまだランクアップの可能性が残っています。
どちらにしても、今大会において、日本のウインドサーフィンの歴史がまた更新されることになります。
Result Expression Session
Men’s
1st Takuma Sugi
2nd Marcilio Browne
3rd Antoine Martin
Women’s
1st Pauline Katz
2nd Maaike Huvermann
3rd Sol Degrieck