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『JWA JAPAN PROTOUR FOIL/FORMULA 第2戦 蒲郡カップ2021』大会レポート

スラロームレディース委員長鈴木文子です。
2021年6月5日(土)、6日(日)の2日間、愛知県蒲郡市豊田自動織機海陽ヨットハーバー沖で「JWA JAPAN PROTOUR FOIL/FORMULA 第2戦 蒲郡カップ2021」が行われました。

大会運営の皆様、地元の皆様、そしてフォイル・フォーミュラーへのご協賛企業各社様、及びご協賛ショップ各社様のご協力とご理解のもと、大会を開催することができました。本当にありがとうございます。
そして本大会特別協賛頂きました「さかくら総本舗(横須賀ウィンドブルー風菓)」様、「カシュカシュ洋菓子店(ウィンドサーフィンクッキー)」様、ありがとうございました。

新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、日本セーリング連盟のガイドラインに基づいた対策を行い、選手全員に開催日当日の抗原検査を義務付け、選手は海に出るとき以外はマスク着用等、検温、ソーシャルディスタンスの維持等、感染対策をしっかりと行なった上で開催いたしました。

総勢45名の選手が出場しました。
初日は全クラス一斉スタートでコースは2週。風はかなりミニマムギリギリの中で行われ、全部で3レース行いました。
第1レースは山田プロ(JPN67)がトップに立ち、2位国枝プロ(JPN22)、3位井津上プロ(J24)とベテラン勢が続きました。
女子は総合17位の新嶋選手(J4)が女子のトップで、総合21位に大西選手(J94)が女子の2位、続いて伊勢田選手(J35)が、総合22位で3位となりました。
第2レースはセイルサイズを9.0から10.0に張り替えたという池田選手(J5)がトップに、続いて倉持選手(J54)、3位に穴見プロ(J60)と続きました。
女子は8.0で猛パンピングしたという伊勢田選手(J35)が総合でも12位に入り、女子のトップに、総合19位の新嶋選手(J4)が女子の2位に、総合25位の小嶺選手(J72)は3位となりました。
第3レースは池田選手(J5)が第2レースに続きまたもやトップフィニッシュ、2位国枝プロ(J22)、3位穴見プロ(J60)、女子は総合13位に新嶋選手(J4)が1位、総合14位伊勢田選手(J35)が2位 、総合19位に大西選手(J94)が3位となりました。
大会2日目は風が吹かず、運営側の判断で早めに大会が終了しました。

現在ウィンドサーフィンのフォイル「IQFOIL」は、パリ五輪の正式種目として世界中で注目を集めています。
国内でも今年からオリンピックを目指すIQFOILの選手と、コースレースやフォーミュラーの日本チャンピオンのプロ選手達が新しいフォイルという種目で戦っています。まだまだプロツアーとして始まったばかりの種目ではありますが、今後はフォイル・フォーミュラーの大会を国内でも多く開催していき、パリ五輪を目指す選手や若い世代にもどんどんチャレンジしていけるような大会作りをしていきたいと思います。

次は7月16日、17日、18日神奈川県横須賀市津久井浜海岸で開催されるJWA JAPAN PROTOUR 2021-22 FOILFORMULA 第3戦「ALL JAPAN WINDSURFING WING FOIL FESTIVAL WEEK」となります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
スラロームレディース委員長 鈴木文子

表彰

アップウィンドクラス男子

優勝 J5 池田健星 三重県スポーツ協会 
2位  J22 国枝信哉 LOFTSAILS/TEARS/M.R.C/PATRIK/LOKEFOIL/PROLIMIT/N1fin/BREAKEROUT/ X BOOM/StreamTrail
3位  J60 穴見知典 株式会社ライテック/スターボードジャパン株式会社/ゆうこうマリン株式会社/文殊仙寺/マリンショップBUZZ

アップウィンドクラス女子

優勝 J35 伊勢田愛 ビワコマリンスポーツクラブ・パイレーツハーバー・ ・Gill japan
2位  J4 新嶋 莉奈  NTTぷらら
3位  J94 大西富士子 株式会社ホマレ電池,Fareast,point7,futurefly,citricamino,lipsunglasses,けんごろう整骨院

アップウィンドオープンクラス

優勝 J40 小島久司 BROOME/LIBERTY/DUTONE/PATRIK/FANATIC
2位  J64 軒端 宏 ブルーム
3位 J911 金子航大

91cm以下クラス
 
優勝 J317 山浦喜大 A-factory Tears 香川潜水
2位  J385 鈴木ジョージ宮古島(ザ・ウェスト)

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今回優勝した池田健星選手の大会レポートです。

「JPN5,池田健星です。
蒲郡カップはコンディションにあまり恵まれず、3レース成立となり終了しました。
フォイルクラスでの40人規模のレースは初めての経験でした。まずはスタート、他選手との位置どりや走り出すタイミングなど、非常に難しく奥が深いです。
これから参加する国際大会へと繋がる良い経験となりました。
そしてマークへのアプローチ、タックなどの方向転換は
フォイルではかなりタイムをロスします。アプローチミスをいかに少なくするかが、勝敗の鍵を握る場面もありました。
また道具のチューニングも非常に考えさせられました。
風が弱いというのもありましたが、蒲郡の海面はフォイルが飛びづらく、失速する場面が多かったため、リアウィングの角度の変更を余儀なくされました。
コンディションだけでなく、海面の特徴などもレース前に把握する必要があると勉強になります。
最後に、コロナ禍で素晴らしい運営をしてくださったスタッフの皆様、誠にありがとうございました。
また参戦させて頂きたいと思います。」

池田健星

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