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JWA JAPAN TOUR 2019-2020 SLALOM第3戦TSUKASA JAPAN CUPレポート

JWA JAPAN TOUR 2019-2020 SLALOM第3 TSUKASA JAPAN CUPが2020.2/28、29、3/1の三日間、鹿児島県大島郡龍郷町芦徳地区 倉崎海岸(奄美大島)にて開催されました。

大会初日

開会式

TSUKASA企業 庄司会長のご挨拶・毎年素晴らしい大会ありがとうございます。

大会会場風景

大会前日は、冬型の気圧配置が決まり、メンズ選手で6㎡後半、90リッター台の小スラ(強風用のギア)を使用するコンディションでしたが、大会初日には冬型の気圧配置も緩み高気圧に覆われ、穏やかなコンディションでの大会スタートとなりました。
開会式後、午前中は東~南東寄りの風が6~8ノット、午後から不安定ながらも、南東寄りの風向でMAX13ノット前後の風が吹き、各選手最大道具を使用してのプロクラスのヒート進行となりました。(初日はプロクラスのみ)
プロメンズクラスには30名のエントリ―があり、各ヒート4名勝ち上がる、全体の1/4の人数が1ヒートを走るフォーマット。プロウィメンズクラスには14名のエントリーがあり、各ヒート4名勝ち上がる、全体の1/2の人数が1ヒートで戦い、レースは進行していきました。

各ヒート、スタートはするも、コース間にブローホール(風が吹いていない箇所)や風向が安定せずに、キャンセルヒートが続出しましたが、第2ヒートのみ成立し、大会初日は終了となりました。

大会2日目

朝から、南南東~南南西寄りの風が15~20ノット吹き、スキッパーズミーティング後に前日の第1レースの続きからスタートとなりました。
使用道具はメンズ選手で、7.0㎡前後のセイルに110リッター台の中スラ(中間サイズのスラローム用 ギア)、90リッター台の小スラを選択。

第1レースメンズファイナルでは、JPN-1 合志プロが痛恨のリコール。
結果は1位がJPN-25浅野プロ、2位JPN-67山田プロ、3位JPN-21生駒プロ、4位JPN-60穴見プロ、5位JPN-22国枝プロ、6位JPN-84北原プロ、7位JPN-910工藤プロ、8位にJPN-1合志プロ。ルーザースファイナルで1位はJPN-121中井プロで全体の9位に。

第1レースウィメンズファイナル結果
最終マークまでJPN-311穴山プロが1位でしたが、ジャイブミスにより、JPN-61鈴木プロが1位に。
結果、1位はJPN-61鈴木プロ、2位JPN-311穴山プロ、3位JPN-91石野田選手、4位JPN-371佐伯選手、5位JPN-10尾崎プロ、6位JPN-131山辺選手、7位JPN-467高野選手、8位JPN-窪田選手となりました。

第1レース終了後も同じコンディションが続き、プロクラスの第2レース目がスタートし、多くの選手が第1レースと同じ道具を使用。
第6ヒートセミファイナルでは、JPN-25浅野プロがファーストマークで沈をする波乱があり、怒涛の追い上げでのファイナル進出は圧巻の走りでした。
結果は1位JPN-25浅野プロ、2位JPN-67山田プロ、3位JPN-穴見プロ、4位JPN-121中井プロ、5位JPN-1合志プロ、6位JPN-21生駒プロ、7位JPN-58酒井プロ、8位JPN-910工藤プロの順でフィニッシュ。ルーザースファイナルで1位となったのはJPN-85鈴木プロ。

第2レースウィメンズファイナル結果:
1位JPN-311穴山プロ、2位JPN-91石野田選手、3位JPN-371佐伯選手、4位JPN-774石井選手、5位JPN-61鈴木プロ、6位JPN-10尾崎プロ、7位JPN-498鈴木選手、8位JPN-131山辺選手

オープンクラスのレースもスタート

大会2日目よりオープンクラスもスタートし、オープンクラスの第1レースが引き続き行われました。
メンズクラスは16名のエントリーで1/2の人数が走り5名勝ち上がりによる1/2ヒート。ウィメンズクラスエントリー8名による一発勝負のフォーマットでヒートが進行していきました。

第1レース、メンズオープンクラスファイナルではJPN-6穴見選手がリコール、艇速のあるJPN-850五端選手がトップフィニッシュ。
結果:
1位JPN-850五端選手、2位JPN-814金上選手、3位JPN-332力竹選手、4位JPN-97田渕選手、5位JPN-170岩崎選手、6位JPN-452坂口選手、7位5早田選手、8位JPN-4501中嶋選手

第1レース、一発勝負のウィメンズクラスファイナルでは、スタートからJPN-774石井選手が最終マークまでトップを走っていたが、最終マーク回航でミス。
結果:1位JPN-165窪田選手、2位JPN-774石井選手、3位JPN498鈴木理選手、4位JPN-241西方選手、5位JPN-3103鈴木智選手、6位JPN-371佐伯選手

引き続きプロクラスの第3レースが行われました。
コンディションは多少風が弱くなり、メンズ選手で7㎡台の後半のセイルサイズを選択する選手もいました。
第3レースファイナルでも、ファーストマークからJPN-25浅野プロが独走。
結果:
1位JPN-25浅野プロ、2位JPN-1合志プロ、3位JPN-58酒井プロ、4位JPN-60穴見プロ、5位JPN-22国枝プロ、6位JPN-28賀来プロ、7位JPN-21生駒プロ、8位JPN-18駒井プロ。
ルーザースファイナルで1位JPN-67山田プロが9位となりました。

第3レースウィメンズファイナルでは、ファーストマークからJPN-311穴山プロが独走。2位争いでは最終マーク回航まで中学生スラローマーJPN-371佐伯選手が先行していましたが、最終レグでJPN-61鈴木プロがパスし2位に。
結果:
1位JPN-311穴山プロ、2位JPN-61鈴木プロ、3位JPN-371佐伯選手、4位JPN-91石野田選手、5位JPN-131山辺選手、6位JPN-774石井選手、7位JPN-241西方選手、8位JPN-10尾崎プロ

さらにオープンクラスの第2レースが行われました。
多少風速は落ちましたが、メンズ選手で7㎡前半~後半に110リッター前後の中スラを使用。
下1(スタートラインの一番風下側)から好スタートを切ったJPN-97田渕選手が最終マークにトップで入るも、絶妙なジャイブでJPN-814金上選手がインに入り、田渕選手をパス。
結果:
1位JPN814金上選手、2位JPN-97田渕選手、3位JPN-6穴見選手、4位JPN-850五端選手、5位JPN-452坂口選手、6位JPN-126北本選手

ウィメンズは第2マークまでJPN-371佐伯選手がトップで入るも、最終マークはJPN-241西方選手がトップで回航。
結果:
1位JPN-241西方選手、2位JPN-371佐伯選手、3位JPN-774石井選手、4位JPN-498鈴木理選手、5位JPN-165窪田選手、6位JPN-3103鈴木智選手

3日目(最終日)

午前中は南寄りの風向で5ノット前後、午後から前線の南下に伴い風向、南~南南西・風速MAX10~12ノットになりました。各選手最大道具を使用。

第3レースオープンメンズファイナル
風下からJPN-97田渕選手とJPN814金上選手が好スタート、ファーストマークに最初に入ったのはJPN-97田渕選手でしたが、このレースでもJPN814金上選手がインを突き、そのままトップフィニッシュ。2位には中学生スラローマーJPN-6穴見選手が入りました。
結果:
1位JPN-814金上選手、2位JPN-6穴見選手、3位JPN-97田渕選手、4位JPN-4501中嶋選手、5位JPN-126北本選手、6位JPN-170岩崎選手

第3レースオープンウィメンズ
JPN-467高野選手とJPN-241西方選手が好スタート。その後も安定した走りで、JPN-241西方選手がトップフィニッシュ。
結果:
1位JPN-241西方選手、2位JPN-467高野選手、3位JPN-371伯選手、4位JPN-165窪田選手、5位JPN-774石井選手、6位JPN-498鈴木理選手

大会3日目(最終日)は、オープンクラスメンズ、ウィメンズの1レースのみの成立で終了となりました。
3日間の日程で開催されたTSUKASA JAPAN CUP 2020 はプロクラスメンズ、ウィメンズ共に3レース成立。オープンンメンズ、ウィメンズも共に3レース成立し、全日程終了となりました。

道具の運搬いつもありがとうございます。

地元新聞にも掲載して頂きました。

表彰式・閉会式

表彰盾

オープンウィメンズ/1位JPN-241西方選手、2位JPN-165窪田選手、3位JPN-774石井選手

オープンメンズ/1位JPN-814金上選手、2位JPN-97田渕選手、3位JPN-850五端選手

ベストアマウィメンズ/1位JPN-371佐伯選手、2位JPN-131山辺選手、3位JPN-774石井選手

ベストアマメンズ/1位JPN-814金上選手、2位JPN-451美濃口選手、3位JPN-6穴見選手

プロウィメンズ/1位JPN-311穴山プロ、2位JPN-61鈴木プロ、3位JPN-91石野田選手

プロメンズ/1位JPN-25浅野プロ、2位JPN-60穴見プロ、3位JPN-67山田プロ

メンズプロ優勝者JPN-25浅野プロのブログより、『このいろいろ大変な時に、この大会を開催していただいた、たくさんのみなさんに本当に感謝しかありません』。地元の新聞の記者さんにも、「こんな時だから、こんな明るいニュースで、こんな大会があることが、記事にできることが良かったです!」と最後に言われて、僕の方が嬉しくて、そんな大会に参加できて良かった!!と実感しました。
浅野プロのブログに記載していることは、参加選手全員の気持ちでもあると思います。奄美大島ならではの暖かく、綺麗な海でウインドサーフィンをプレーする事ができた事に選手全員感謝しております。
大会を開催するにあたり、特別協賛を頂きました司企業株式会社様をはじめ、各スポンサーの皆様、地元龍郷町の皆様、ローカルの方々には、心より御礼申しあげます。

スラローム委員 JPN-18 駒井友彦

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