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新型コロナウイルス感染拡大への対応について

 まず始めに、新型コロナウイルスに罹患された方やそのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げると共に、感染予防、治療のためにウイルスと闘って下さっている医療従事者の皆様には心より感謝の意を表します。

 日本政府から全国に緊急事態宣言が発出されてから3週間が経ちますが、未だに新型コロナ感染拡大の勢いを抑え、収束時期を見極めるには程遠い状況にあると言えます。都市部での人の集中は少なくなっている反面、海辺や山といった自然環境に人が集まる現象が目立ち始め、間近に迎えるGWには更にその傾向が強まるのではないかと危惧されています。
 冬から春へ季節は移り、マリンスポーツには絶好の季節となってきています。「海上では人との接触はない」「十分に対策している」などの認識から砂浜や海に多くの人が集まる傾向がありますが、感染拡大が止まらない今、3密を避けるに留まらず、家から出ない「Stay at Home!」が最も求められており、人が集まる事を避けるため、家に居てもらうために「砂浜に出ないで下さい」という看板が立てられたビーチもあります。国を挙げてこのウイルスと闘おうとしている今、ウインドサーフィンだけは感染に関わらないと、海は絶対に安全だと誰が言えるでしょう。
 多くの様々なスポーツ愛好者が医療従事者の労を想い、早い収束を望み、活動を自粛しています。JWAも同様の見解です。1日も早くこの苦境から抜け出し、晴れやかな空の下で海を駆け回れる日がやって来ることを望んでいます。だからこそ、このウインドサーフィンというスポーツが好きだからこそ、今は「Stay at Home!」を守って頂きたいと思います。「目の前が海だから」「誰とも接触しないから」ではなく、一人一人が自らの行動を考えて頂きたいと思います。
 いいコンディションの日にウインドサーフィンをすることを我慢して下さいとお願いすることは非常に心苦しいですが、緊急事態宣言が出されているこの今、その宣言が解除されるまでは是非活動を自粛いただくようお願い致します。決して侮ることなく、共にこの新型コロナウイルス感染症に打ち勝ちましょう。
 緊急事態宣言の暫定期限である5月6日或いはそれ以前に政府からの見解が発されたタイミングに、JWAとしてまた新たにインフォメーションしてまいります。

2020年4月27日
特定非営利活動法人 日本ウインドサーフィン協会理事長 石原 智央

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