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2019 Techno293世界選手権 大会最終日

大会最終日
 前日でU17の予選フリートも終了し、本日1日だけですが決勝フリートが行われます。朝から雨模様でしたが、今大会中一番いい風が吹いていました。風向は235、風速は12-13ノットのコンディションで、レースは定刻通り10:30にU17男子がスタート。風はガスティでシフティな難しいコンディションです。
 U17ゴールドフリートに上がった杉原選手は、決勝フリートでもいいスピードと判断で予選フリートよりも好成績を取ることができました。特に最終レースではスタート直後に接触があり、杉原選手がペナルティを解消してから最後尾でスタートしましたが、風の振れとガストをうまく読み、順位を上げることができました。初日の緊張したレースのリザルトがカットレースとなり、さらに総合順位を上げることができました。
 穴見選手はスタートがうまくいかず思うようなコースを取ることもできず。大きなうねりにも翻弄され、順位を上げる事はできませんでした。
 U15クラスの村岡選手は道具のトラブルなどもありましたが、本日すべてのレースでシングルを取り、総合順位を3位上げることができました。

大会を終えて選手コメント
 
杉原 豪 (山口大学教育学部附属光中学校)
今回の大会で学んだことは、外国人相手では角度ではなくスピードが必要だということです。レース初日は角度を意識しすぎてスピードが全く出せず、スピード重視の外国人に風下から抜かれてしまいました。宮野さんからの指摘を受け、スピード重視でレース展開をしていくと、角度重視のときよりも順位が良くなりました。スタートも初めは上手くいかず、2列目からのスタートでした。レースを重ねていくにつれ、スタートの仕方がわかったので、予選の最後のレースや本戦の最後のレースは自分だけオンラインで待つことができました。今回の大会で悪いところが沢山見つかりました。地元に帰ったら、今回の大会で出た悪いところを重点的に練習していきたいと思います。そして、来年リベンジをすることができるよう、フィジカルも強化していこうと思います。

穴見 賢太 (国東市立安岐中学校)
今回初めての世界大会でした。レースをしてみて課題がたくさんあることに気が付きました。外人のスピードについていけなくてスタートで出遅れることが多かったり、レース中に周りの人に追い抜かれることがありました。風の振れに気づくのに遅れて対応が遅れました。良かった事はスタートを一線で切れたことです。でも、リコールを取られることもありました。今回の大会で出来た課題を日本に帰ったら練習し、次の大会で良い成績を残したいです。

村岡 澪 (横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校)
今大会で学んだ課題は2つです。ウインドサーフィンの技術面では「スピード」、「アングル」、「リフト、ヘダーの見分け方」など沢山の事を学びました。また気持ちの切り替えでは「このレースが最後だ!」と、毎回、思っている事で精一杯レースに臨めるという事もわかりました。以上学んだ事を他の大会でも活かせるようになれれば、これからの成績も良くなると思いました。今回は他にも色々と課題が見つかりましたが、次の選考会ではその課題を0にする勢いで練習に臨めると良いと思います。

TECHNO293 U-17クラス
参加艇数 132
   杉原 豪    33位 (38)-21-19-11-20-16−16-36-31 (ゴールドフリート)
(山口大学教育学部附属光中学校)
   穴見 賢太 90位 53-51-32-31-31-39-70(UFD)-23-25 (シルバーフリート)
(国東市立安岐中学校)

TECHNO293 U-15クラス
   村岡 澪    54位 22-30-25-(35)-4-6-21-31-27-7-4-4 (シルバーフリート)
(横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校)

大会ホームページ
https://worlds2019.techno293.org
大会成績
https://worlds2019.techno293.org/results

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