安全委員会からです 2021年1月20日
今年はどんな年末年始の連休になるのでしょうか?屋外スポーツであるウインドサーフィンしっかり楽しんでもらいたいと個人的に思っております。
但し、コロナによって多くの規制があるのも事実です。
全国的にコロナで病院が逼迫しており受け入れも厳しい状況とニュースで聞いております。
そんな中で、なるべく怪我して病院送りにならないようにしなくてはいけないと思います。
そもそも、ウインドサーフィンは面白い!!スピード感、自然と一体化、波と調和、少し乗れるようになれば、プレーニングという普段味わうこともできない水上で爽快感を得ることができる。明日は強風なんて思えば、遠足の前日のような、わくわく感も年齢問わず興奮も得る事もできますよね!!
しかし、忘れてはならない事も、ウインドサーフィン中に伴う危険(リスク)があること。
楽しくウインドサーフィンを続けるために、もう一度、思い出して、考えてみませんか!
大きく分けた危険・天候・ギア・体調・セーリングルール・船舶ルール・ウェイブルール
よく聞くと思いますが、一番気にするべきことは、陸上ではなく、水の上に居る事、落ちたら水の中である事を理解し、ウォーターリスクマネジメントを心がけて行きましょう。 そして、技量、チャレンジと無謀の違いを理解することです。
早速知ってほしいリスクマネジメント
- 気象天候の急変の予測 寒気による急激な風が落ちたりオフショアに触れて帰れない。
ゲレンデにおいての気を付ける事、テトラやTバーの位置と潮流の把握
自分について知る事、体力低下は? 体調及び健康状態?
気候に合わせたウエットスーツの着用、ライフジャケット着用 - 自分の行くゲレンデの避難路、避難場所、近くのAED、近くの救助体制
119番は比較的近隣に電話がつながる。118番は大きな管区の一か所に連絡が行くため場所の説明が難しいこともある!住所や近隣の目立つ建物を把握
基本、119,118,110の3か所に連絡を自分ですることと思ってください。 - 道具の状態の確認 ジョイントラバーの亀裂、マストの亀裂ジョイントの締め付け不足
が特に多く、またブームジョーのシート破損も大きな事故に繋がります。
レスキューシート携帯7m以上のシートが理想。 - 通信手段、電話を持つのが理想、通信可能なスマートウォッチもお勧めです。
笛等の携帯を考える、一人で来ている場合は近くの方に声を掛けておきましょう。 - コロナ対策
他府県ナンバーを気にする自治体も多く駐車場ではマスクをして密とみられるような、大人数での集まりは避けてください。 - セーリングルール、原則スタボー・風上優先での衝突回避
船舶に関しては右に舵を切り避ける
WAVEルールはゲッディングアウト優先(但し波乗る方に思いやりを持ってください)
大きく分けた危険において事故の未然防止もできることがたくさんあります。
水域では風スポーツだけでなくウインドサーファーの多くも楽しむSUP等の事故も多いので、安全に気を付けて冬の季節風を楽しみましょう。

安全委員会 野口貴史