日本ウインドサーフィン協会 JWA

日本ウィンドサーフィン協会

日本ウィンドサーフィン協会

ニュースNEWS

World Cup Day-6 = Last Day

広報員会

早朝は吹いていた、しかし・・・
〜 Last Race & Farewell Party 〜

スキッパーズミーティングは08:30。遡る1時間前。雨交じりではあったものの津久井浜には
スラロームが十分にプレーニングできる風が吹いていた。多くの選手たちもその光景を目に
していた事だろう。しかし、残念ながらその風は続く事はなかった。雨雲は去り日差しが戻る
のと時を同じくして風はなくなった。選手もスタッフも「スラロームはなくなったか…」と
思った事だろう。そののち淡々と時間は進んでいく。
思いがけず南風が強くなっていった。とは言え、フォイルレースが可能な風速に届き始めた
程度だったのだが、何も行われない可能性が高いと目されていたところからの競技開始の
ホーンは、どこかしら安心感すら与えてくれた。
最終日だからこそ、何かしらの競技が観たかった。
津久井浜のビーチから見ると右斜め前から吹いてくるのが南風。大会2日目の風向にほぼ等しい。
その風向のおかげで思いの外フィニッシュラインがビーチ近くにセッティングされたため、
会場から見ていても、肉眼でもフィニッシュは確認できる。
そんなエンターテイメント性が受け入れられないはずがない。


まずメンズクラスの第4レース第1ヒートから始まる。続いて第2ヒート、そしてウイメンズ、
メンズファイナルへと続く。順調に第1ヒートがスタート。フィニッシュ完了後に第2ヒート。
順調にウイメンズヒートもスタートした。しかし、ウイメンズヒートのレース後半、次第に
風が怪しくなってきた。上位の選手すらスピードが足りなくてパンピングを多用し、それでも
走る角度に無理が出てきた。後続の選手にとっては更にきつい状況。それでもウイメンズの
第7レースは成立。

デルフィン・クシン・クウィンテル選手がトップでフィニッシュし、
トータル7レース中のワースト2レースをカットすることによって、全てのレースをトップの
ポイントで終えることとなった。

そして迎えたメンズファイナル。本部船上に掲揚されたAP旗が不安を感じさせたが、その後
風が戻る事はなかった。この第4レース。何名かの選手にとってはとても大事なレースだった。
暫定順位を見る限りでは上位陣が安定しているようなポイントに見えるのだが、入賞圏外や
10位以下の選手には4レース目は大きな意味を持っていた。4レース目が行われればワースト
レースの1本がカットされる。そうなると、自力他力の違いはあるにしても、実に6名の選手に
トップになるチャンスが出てくる。だからこそ、この1レースが成立するかしないかが全てを
左右する。年間のランキングにも、賞金にも。終わってしまえば全ては「タラレバ」。
それは選手が一番よく知っている。
「来年またここに戻ってくる」と、パーティの壇上でジミー・ディアスが語った。数多くの
スポンサーに支えられ、自治体の長も労いと賞賛の声を発してくれた。
日本のウインドサーフィンにとってとても大事な意味を持つこの大会が全てのスケジュールを
終えて幕を下ろした。

Men Foil Result/Women Foil Resultはこちら

Report:霜山 厚(JWA理事)