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大分住吉浜でフォーミュラーウインドサーフィン最終戦SUMIYOSHIHAMA CUPが行われた。

この大会結果で今季年間フォーミュラーランキングが決まることとなり


東は神奈川、西は沖縄からと全国からフォーミュラーレーサーが集まった。

今年は6月の蒲郡大会で強風の中最大レース数の7レースが行われフォーミュラーシリーズは幸先良いスタートを切った。

10月浜名湖フォーミュラーウインドサーフィンチャンピオンシップはコンディション不良でキャンセルとなったものの今大会は予報も良く再び強風でのレースが予想された。

大会前のランキングは1J67山田2J57香村3J24井津上(筆者)4J17寺前となっている。

焦点は蒲郡大会7レースすべてをトップフィニッシュで優勝を飾った山田を誰か止めることができるのか?それ次第でランキングが大きく入れ替わることも予想できた。

また今回フォイルクラスが国内初レースとなりこちらもでもSUMIYOSHIHAMA  CUPは注目を集めていた。

初日は風が弱くキャンセルとなったが2日目は朝から予報通り強風コンディション。レース前に試走するとブローは10/sを超える感じ。

セールチョイスは多くの選手が迷わず登録最小9.010.0のサイズをチョイス。

第一レース

シークエンス時にはさらに風が上がりオーバーコンディションの中スタート。下側からいいスピードで寺前がレースを引っ張るもこの強風下なんとインサイドにホールができてキャンセル。

仕切り直しの第一レース

1マークを山田がトップ回航。井津上、香村、寺前と続きそのままの2周目も順位が入れ替わることなくフィニッシュ。1位山田2位井津上3位香村4位寺前。

やはり誰も山田を止められないのか。

写真:圧倒的な速さでレースをリードするベテラン山田(JPN-67)

2レース

今シーズン連続トップフィニッシュを続ける山田になんとか一矢報いたいところに千載一遇のチャンスが訪れた。

1マークを私がトップで回航。香村、寺前と続く。山田の姿は見えない。これはまたとないチャンス!2周目上マークもトップで回航最終下りに入る。この時点で2位とは距離が開いていたため後続の様子ははっきりとはわからなかったがこの時点ではそれはもう重要ではないと思っていた。強風に煽られない限りこの差は埋まることがないと思っていたからだ。この時点までは・・・

最終マークのアプローチまで少し伸ばしすぎたがそれ以上に後続との距離に余裕をみていた。

そしてジャイブを返した瞬間「ギョッ」とした。

いつのまにか2位まで追い上げていた山田が自分よりかなりインサイドの攻めたコース取りでジャイブを返して猛烈に下っていくのが見える。

まさか!  そして抜かれる・・・

1位山田2位井津上3位寺前4位香村

この大チャンスでもものにできないとは・・・「山田はどんな状況からでも狙っている」これを決して忘れてはいけない。

3レースも山田が制しフォーミュラー敵なしの圧倒的強さを見せて優勝した。

総合1位山田2位香村3位井津上4位永富5位富田6位中島となった。

総合4位にはアマチュアながら甲子園の永富が入りベストアマチュア賞を獲得。年間ランキングでも4位と活躍を見せ来年度もその活躍が期待される。

そして来期はフォイルクラスもさらに盛り上がりを見せることが予想される。フォイルレースはPWAでもアップウインドのコースが採用されておりフォーミュラークラスとともにゲーム性の高いアップウインドレースが再び注目を集めることになるだろう。(文中敬称略)